データサイエンス教育研究推進センターについて

概要

本学が申請したプロジェクトが 、平成31 年度文部科学省共通政策課題「数理・データサイエンス教育教科経費」に採択されました。
本プロジェクトは、山形大学データサイエンス教育研究推進センターを新設した上で、地域ニーズに対応した実学志向の教育コンテンツを開発し、全学的な数理・データサイエンス教育を行うものです。具体的な取り組みとして、①本学理学部のデータサイエンスコースカリキュラムをモデルケースとして、数理・データサイエンスの新たなカリキュラムの開発・効果検証を行い、②それを基に中小規模の公私立大学および短期大学向けにそれぞれの大学のニーズに応じたコンテンツを開発し、③本学に事務局を置く加盟校13 校の大学コンソーシアムやまがた(※1)と加盟校53 校のFDネットワークつばさ(※2)を通じて、東北地域の中小規模大学でのデータサイエンス教育の推進を支援します。また、データサイエンスに関する一連の科目を修了した学生を「データサイエンスマイスター」として認定し、企業等とのマッチングを支援するなど、地域社会の多様なニーズに応えうる教育プログラムの整備を行います。

実学志向のデータサイエンス教育

山形大学では平成29(2017)年度から理学部にデータサイエンスコースカリキュラムを新たに設けて、低年次からのデータサイエンス教育を開始しています。さらに平成30(2018)年にデータサイエンス推進室を立ち上げるとともに、「データサイエンスcafé」を始めとする様々なデータサイエンス教育に取り組んでいます。中でも特徴的なものとして、産学官との連携によるデータサイエンス教育が挙げられ、企業や自治体からデータの提供を受け、実データを用いた分析を行っています。本プロジェクトでは、これらの取り組みを全学的に拡大し、現実のデータを用いた実学志向のデータサイエンス教育を推進します。

カリキュラム及び教材の開発

本学理学部データサイエンスコースカリキュラムをモデルケースとし、データサイエンス教育カリキュラムを開発・検証します。開発する教材には全学的な教育推進を見据えたオンライン学習向けコンテンツを含みます。

東北地域の中小規模大学との連携

大学コンソーシアム・FDネットワーク加盟校にデータサイエンス教育に関する情報を提供し、本学で開発するカリキュラム・オンライン学習教材を基に、大学コンソーシアム・FDネットワーク加盟校のニーズに合わせたコンテンツ開発を行います。この際には、各大学の規模や学生数、カリキュラムの専門性に応じて、複数の組み合わせから選択可能なカリキュラム群の開発を目指します。

データサイエンスマイスター制度

データサイエンスに関連する一連の授業により履修プログラムを構成し、一定以上の成績を収めた学生をデータサイエンスマイスターとして認定します。また、データサイエンスマイスターに認定された学生をオンライン学習におけるTA(ティーチング・アシスタント)として雇用します。一定の能力が認められた学生のみをTAとして雇用することで、オンライン学習に対する質の保証につなげます。

山形大学データサイエンス教育研究推進センターの設置

以上のプロジェクトを推進するにあたり、データサイエンス教育研究推進センターを設置します。本センターは教育部門、地域連携部門、カリキュラム・教材開発部門の3 つの部門がそれぞれの役割を担い、互いに協力しながら事業を実施します。

データサイエンス多目的ホール(理学部2号館5階511号室)

データサイエンス教育研究推進センターの各種企画の会場及び打合せ場所として、関係者の方に集って貰えるスペースも整いました。

  • ※1 大学コンソーシアムやまがた: 山形県内の大学・短期大学・高等専門学校・放送大学等の教育機関と山形県の連合組織で、平成16年4月に設立。相互に連携し交流を推進することにより、山形県内の高等教育の充実・発展を図るとともに、各大学の知的資源を有効に活
    して地域社会に貢献することを目的としている。
  • ※2 FDネットワークつばさ: 教育改善の連携・共有と特色ある教育の開発を目的に、2008(平成24)年度設立。連携する大学・短大・高専におけるファカルティ・ディベロップメント(FD)の立ち上げ・確立・発展を協同で行う。現在53校が加盟。
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