NEWSお知らせ
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2023/05/24
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【DSCafé】Lunch & Evening 6/16開催のご案内 イラストレーター×データサイエンス
【学内限定企画】サイエンスイラストレーターからリアルな話を聴く! 2023年6月16日のデータサイエンスカフェ(DSCafé)は、イラストレーターのウチダヒロコ氏をお迎えして、2つの企画をご用意しました。お昼のDSCafé Lunchは、【学生限定】のキャリアセミナーで、イラストレーターやパワーポイントなどを使ったイラストの描き方のコツ、イラストレーターを仕事にするために必要なこと、実際の仕事の様子などについてお話しいただきます。夕方からのDSCafé Eveningは理学部講演会とのジョイント企画で、研究成果をイラストで魅せるための書き方やコツ、画像生成AIに関する話題、イラストレーターへの仕事の依頼方法などについて語っていただきます【学内関係者限定】。プロのノウハウを大公開!ご自身でイラストを描きたい方は必聴です。なお、企画ごとに申し込みフォームが異なりますのでご注意ください。 PDFをみる 第1弾 DSCafé Lunch 【学生限定】ランチを食べながら、気軽に、リアルな話を聴く! 開催日時 2023年6月16日(金)12時15分~13時15分(受付開始:12時00分)講演:12時15分~12時45分情報交換会:12時45分頃~13時15分講演タイトルサイエンスイラストレーターという職業、ご存じですか?~科学イラストを描くお仕事~講師ウチダヒロコ 氏(イラストレーター)会場理学部2号館5階511室(データサイエンス多目的ホール)/オンライン(Zoom)/見逃し配信(NEW!)定員会場:20名(先着順)/オンライン:最大300名参加費無料対象山形大学学生(学部生および院生)限定申込方法6月15日(木)までにこちらの申込フォームからお申し込みください※弁当調達希望者は6月14日(水)正午までにお申し込みください注意事項※弁当持参での参加もOKです!※弁当注文の方も、飲み物は各自でご準備ください。・会場申込多数の場合や状況によっては、オンライン参加をお願いする場合があります。【追加開催決定‼】見逃し配信をご希望の方も申し込みフォームからお申し込みください(期間限定で配信します)お問合せ山形大学データサイエンス教育研究推進センターE-mail:yu-derp-info[at]jm.kj.yamagata-u.ac.jp※[at]を@に変えて送信下さい 【第2弾】理学部講演会×DSCafé Evening サイエンスイラストレーターについて詳しく学ぶ! 開催日時 2023年6月16日(金)16時40分~18時00分(受付:16時20分-)講演タイトル研究成果をイラストで魅せる仕事講師ウチダヒロコ 氏(イラストレーター)会場先端科学実験棟4階 S401教室(ふすまホール)オンライン(Zoom)定員会場:150名(先着順)/オンライン:最大300名/見逃し配信(NEW!)参加費無料対象山形大学関係者(学生および教職員)限定申込方法6月15日(木)までにこちらの申込フォームからお申し込みください注意事項・会場申込多数の場合や状況によっては、オンライン参加をお願いする場合があります。【追加開催決定‼】見逃し配信をご希望の方も申し込みフォームからお申し込みください(期間限定で配信します)お問合せ山形大学データサイエンス教育研究推進センターE-mail:yu-derp-info[at]jm.kj.yamagata-u.ac.jp※[at]を@に変えて送信下さい
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2023/05/18
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5/22(月)開催5G・IoT・AIコンソーシアム公開セミナーのご案内
5月22日(月)開催の5G・IoT・AIコンソーシアム公開セミナーにおいて、本学の脇克志教授(理学部)がオープンデータ活用をテーマに講演を行います。どなたでも参加可能となっておりますので、興味のある方は下記リンクの申込専用フォームからお申し込みください。 申込みフォームはこちら ■開催日時:2023年5月22日(月)14:00~15:00■会場:遊学館ホール■講師:脇 克志氏(山形大学学術研究院理学部主担当教授)■演題:「誰でも使えるオープンデータ」~仕事や学びでの活用方法~■応募人数:先着150名 ※人数に達した場合、締め切り前に受付終了となる場合があります。■参加費:無料 「オープンデータ」といわれる、地域社会に関するさまざまなデータが公開されていることを知っていますか? 生活、学校、仕事など、皆さんの日常生活で、あらゆるデータが収集され、集約されています。それらのデータは、国や政府、独立行政法人、地方公共団体や事業者などが公式に提供しており、誰でも取得することができます。 皆さんの会社・学校・家庭の中で日頃「疑問」に思っていることはありませんか? オープンデータを活用して、この「疑問」を課題としてしっかり設定し、解決に向けた一歩を踏み出しましょう。
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2023/05/15
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6/14(水)開催DSCafé”歴史学×データサイエンス”のご案内
2023年6月14日のDSカフェは本学人文社会科学部の小幡圭祐先生と高橋怜華さんに、”歴史学×データサイエンス”をテーマにお話いただきます。 地域の「記憶」をデジタルで集める・残す・活用する 講演概要:歴史学は過去を扱う学問ですが、未来にとっての過去=現在も関心事の一つです。私たちの生活している現在の地域は、店舗の閉店や再開発などで刻一刻と変化を遂げています。そのため、現状を黙って見ていたのでは、景観や人々の思いなど、未来に残すべきかけがえのない地域の「記憶」は失われてしまいます。そこで今回のデータサイエンスカフェでは、山形大学附属博物館と学生サークル「まちの記憶を残し隊」が実践している、地域の「記憶」をデジタルで集める・残す・活用する取り組みを紹介するとともに、皆さんと地域の「記憶」を未来へと残す意義について考えます。 申し込む PDFをみる 開催日時 2023年6月14日(水)17時30分~18時30分(受付:17時15分)演 題地域の「記憶」をデジタルで集める・残す・活用する講 師小幡圭祐(人文社会科学部准教授・附属博物館学芸研究員)髙橋怜華(人文社会科学部学生・「まちの記憶を残し隊」隊長)会 場データサイエンス多目的ホール(山形大学理学部2号館5階511教室)オンライン(Zoom)定 員会場:20名(先着順)/オンライン:最大300名/見逃し配信:期間限定参加費無料対 象学生、教職員、一般申込方法6月13日(火)までに申込フォームからお申し込みください注意事項・会場申込多数の場合や状況によっては、オンライン参加をお願いする場合があります。・本学にお越しいただく際には、公共交通機関や近隣の有料駐車場などのご利用をお願いします。また、近隣の施設や店舗には駐車いただかないようお願いいたします。・会場参加をキャンセルされる場合は、事前にご連絡いただきますようお願いいたします。・当日ご都合が合わない方のために、期間限定の見逃し配信を行う予定です。お申込みいただいた方限定での公開となりますので、ご希望の方は、申込フォームからお申し込み下さい。お問合せ山形大学データサイエンス教育研究推進センターE-mail:yu-derp-info[at]jm.kj.yamagata-u.ac.jp※[at]を@に変えて送信下さい
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2023/05/12
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【実施報告】 DSCafé「ベイズ統計を用いた考古学研究の実践ー日本考古学とアンデス考古学ー」を5/10に開催しました
2023年5月10日のDSCaféは、考古学×データサイエンスをテーマに山形大学教員による「ベイズ統計を用いた考古学研究の実践~日本考古学とアンデス考古学~」を実施いたしました。学士課程基盤教育院の白石哲也准教授には「考古学と年代学」、人文社会科学部の松本剛教授には「14C年代のベイズ分析(先スペイン期アンデスの場合)」との演題で、ご講演をいただきました。 考古学と年代学 白石先生のご専門は考古学で、先史時代の食文化や弥生・古墳時代の信仰関係のご研究をされています。今回は、考古学における年代、土器の型式学、14C年代、ベイズ統計を応用した暦年代論についてお話いただきました。土器の文様は時代とともに連続的に変化しており、層位学的確認を経て、相対年代が設定されます。しかし、地域差のない、地球規模での絶対年代(暦年代)を決めるには別の指標が必要で、近年は14C、すなわち放射性炭素年代測定が多用されています。ただし14Cの測定値そのものはバラつきがあり、年代推定には校正が必要となり、ここに、ベイズ統計が使われているとのこと。今回のご発表は考古学の歴史や基礎、14C年代推定方法について、分析機器の写真や発掘現場の作業風景、数多くの土器の写真やイラストも交えながら、わかりやすくご講演いただきました。 14C年代のベイズ分析(先スペイン期アンデスの場合) 松本先生は、アンデス考古学を中心にご研究されていますが、今回は南米ペルー北海岸ので紀元後950年ごろから150年ほど(シカン遺跡を中心に)栄えたランバイェケ文化に関するご講演をいただきました。「ランバイェケ文化は11世紀半ばに始まった大規模気候変動がきっかけとなり、社会不安が広がり、それまで重圧を受けてきた一般民衆が放棄して滅ぼされた」というのがこれまでの定説でした。しかし、先生方の調査により、実際には通説とは異なると考えられたため、堆積学や放射性炭素年代測定、粒度分析、蛍光X線分析などの様々な分析手法を用いて調査し、検証したとのこと。14Cによる放射性炭素年代測定データをベイズ統計処理すると、30年単位の高精度年代推定ができ、その結果に基づくと、やはり従来説は再考が必要であろうとの内容でした。 当日の参加者は、対面会場7名、オンライン14名と、文系理系問わず多くの方にご参加いただき、スタッフ3名、講師2名合わせて総勢26名で活発な議論を展開しました。なお会場には学長が飛び入り参加、オンラインにも副学長1名のご参加がありました。
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2023/05/10
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【開催報告】DSCafé特別企画第2弾 理学部集中講義「データサイエンス特講A」特別聴講企画
2023年5月9日のDSCafé特別企画第2弾は、学内関係者限定企画で理学部集中講義「データサイエンス特講A」の「GPTに関する動向とその応用について」の講義の特別聴講企画を実施しました。本橋洋介先生(NEC AI・アナリティクス事業部シニアデータアナリスト 兼 データサイエンス研究所シニアエキスパート、本学非常勤講師)から、GPTの基礎から使い方、その応用までを座学でご教授いただいた後、後半は演習が行われました。演習ではchat GPT(GPT-3.5)を使い、本橋先生から与えられたプロンプトを加筆あるいは訂正をして適切な回答ができるのか?を体験しました。chatGPTを使っても他の人が答えが重ならないようにするには?、chatGPTを使っていないことを説明するにはどうすればいいのか?などの課題が出題され、各々の端末を使って演習が行われました。演習の最後に、参加者の回答結果について、本橋先生による講評が行われました。 当日は、対面会場に受講登録学生とDSCafé企画として申し込んだ学生合わせて8名+教員1名、オンライン聴講申込者の学生と教職員40名をあわせて、総勢49名が参加しました。 なお、開始直前に教室変更トラブルが発生し、オンライン接続時間が遅れ、さらに対面会場にお越しになれなかった方もおられた模様です。大変ご迷惑をおかけいたしましたこと、この場を借りてお詫び申し上げます。
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2023/05/09
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- イベント
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【開催報告】DSCafé特別企画第1弾東北大学AIセミナー・サテライト聴講企画
2023年5月8日のDSCafé特別企画第1弾は、学内関係者限定企画で、東北大学データ駆動科学・AI教育研究センター主催のAI生成系セミナー「ChatGPTを支えるAI技術」のサテライト聴講を実施しました。山形大学では、小白川キャンパスにて、学生と教職員合わせて36名が参加しました。東北大学から配信されるオンライン映像により、GPTアプリケーションの種類やその差異、言語処理の基礎などを学びました。
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2023/05/01
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- インタビュー
宇宙の謎を解き明かす研究の魅力と学生時代に研究を通して身につけてほしい論理的思考力
近年、宇宙物理学の分野でもデータサイエンス的手法による研究が広まってきています。2023年1月に行われた「データサイエンスカフェ」では、「高エネルギー宇宙物理学とデータサイエンス 〜ときどきドイツ滞在記〜」をテーマに、航空宇宙工学専攻出身で、ドイツの研究所での研究経験もお持ちの山形大学理学部の石井彩子助教にお話しいただきました。イベント終了後、石井先生に、これまでの経歴や研究内容について、お話しを伺いました。 聞き手・奥野貴士 山形大学データサイエンス教育研究推進センター長 (2023年1月20日実施) 研究者を目指した理由は 会話しなくてよい仕事だから? 山形大学 助教(理学部 主担当/専門 宇宙物理学)石井彩子先生 子どもの頃はコミュニケーションが苦手で、将来は人と話さなくてよい仕事がしたいと思い、研究者を目指しました。でも実際になってみると、学会に参加していろいろな人と議論したり人脈を広げたりなど、人と話す必要のある場面がたくさんあると気づきました。研究分野については、「宇宙はきれいでロマンがある」と魅力を感じていたので、宇宙関連への進路を漠然と考えていました。スペースデブリの問題に興味を持ったり、宇宙飛行士を目指したいと思ったり、いろいろと考えましたが、様々な条件を加味して東北大学工学部へ進学。そのまま大学院に進み、大学院修了後は東京大学での特任研究員を経て、2019年10月からドイツの「マックス-プランク重力物理学研究所」でお世話になりました。2021年10月から現職です。 理論・観測の両面から天体現象に迫る 私は、ガンマ線バーストや超新星爆発といった宇宙で生じる天体爆発現象について、数値シミュレーションを用いてその発生メカニズムや放射機構を調べる、という研究を行っています。天体から発せられた光が観測者にどのように見えるのかを調べるため、各々の光子の軌跡を追っていくというシミュレーションを行っています。観測者に届いた時点で各々の光子が持つエネルギーを調べてスペクトルを計算したり、光子を積算することによって光度の時間変化を得ます。このスペクトルや光度の時間変化の計算結果を観測データと比較することにより、シミュレーションで仮定していたモデルや物理過程が正しいかどうか一つ一つ確かめつつ、天体現象の発生メカニズムの解明を目指していきます。観測の場合は、現状の観測装置で観測できる天体しか研究できない一方で、理論研究では将来的に装置の性能が向上した暁には観測されうる、という天体を対象に研究することもあります。しかし、天体現象によってはシミュレーションの中で仮定する初期条件についてほとんど制限がついていないこともあり、モデルが本当に正しいのか疑問が残る場合もあります。 これまでは、理論の研究者との共同研究をメインにしてきましたが、山形大学には、天文台もあり、観測の分野では郡司先生や中森先生、理論では滝沢先生など、アクティブな先生方もいらっしゃいます。理論だけではなく、観測研究との共同研究もできればうれしいです。 将来を見据えながら、 学生時代に学んでほしいこと 将来、技術の発展に伴って、天体の観測数は増えていくと思います。ということは、理論のほうでもモデルをつくる手がかりが増え、理論研究もブラッシュアップされるかもしれません。その反面、モデルの複雑さも増すので、理論研究の方でもより高度なシミュレーションが求められていくと予想されます。 データサイエンスや人工知能などの分野については、学んでいる学生を歓迎する就職先も増えていると思います。「AIの進化に伴い失われる職業」という話題を耳にすることもありますが、AIやデータを操る側が消えることはないと私は思っています。 学生時代にやっておいた方が良いことと言えば、研究を通してデータの解析に慣れておくと、将来役立つことがあると思います。グラフ一つを読むにも、慣れていないと正しい解釈ができないということがありえます。研究活動を通して身につけた論理的思考力は、将来にも活かされると思います。 また私は、ドイツ在住時、日本の常識が通用しないことによく遭遇して、何度もショックを受けました。そういうことを、現地でのさまざまな体験を通して知ることができ、ドイツ渡航前に比べるとかなり視野が広がったと思います。また、ドイツに行ったからこそ、日本の、特に地方都市の魅力にも気がつくことができました。学生のみなさんには、機会があれば積極的に海外に行くことをおすすめしたいです。
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2023/04/27
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【実施報告】DSCafé「蔵王山のアオモリトドマツのデジタル化」を4/26に開催しました
2023年4月26日のDSCaféは、「蔵王山のアオモリトドマツのデジタル化」という演題で、森林生態×データサイエンスをテーマに山形大学農学部のロペス・ラリー教授にご講演いただきました。 森林状況をどのように調査する? ロペス先生のご専門は森林気象学で、山形県内だけでなく、東北各地の様々なフィールドでご研究されています。今回は蔵王山におけるアオモリトドマツのご研究についてお話いただきました。これまでは衛星画像を活用した研究もされてきましたが、最近はドローンをフル活用して研究を進めているとのこと。その理由は、撮影タイミングの自由度や機動力が非常に高く、樹木1本から森林全体までを評価できるから。今回のご発表では、ドローンを用いた精密なリモートセンシングによる森林モニタリングについてお話いただきました。 蔵王山の森林の現状把握 現在、地球温暖化とCO2濃度上昇に伴い、世界各地で森林限界の標高が上昇するという現象が起きています。しかし、蔵王では逆。数100mも森林限界が下がる、という現象が起きているそう。しかも、森林限界付近ではアオモリトドマツがほとんどなくなっているとのこと。先生は2019年からドローンを使って、蔵王ロープウェイ周辺エリアの森林を調査。得られた画像を樹木の1本単位で健康状態を把握し、最終的には森林全体の健康状態の経年変化のモニタリングしています。膨大な画像処理には深層学習を利用。樹木2万本の健康状態を評価し、毎年増加し続ける罹患木と枯死木の本数が正確に把握できたとのこと。さらにその要因は、必ずしもキクイムシそのものによるものだけでなく、キクイムシ感染の前に、雪や風による物理的被害の影響を受けた弱い樹木が増加している影響が大きいのだとか。さらに、樹種判別でわかったこととしては、枯死したアオモリトドマツに代わって、マツと広葉樹を含む混合林に変化しており、かつ、構成樹種は、標高によっても違うのだそうです。 これからの森林のスマートモニタリング現在、先生の研究室では、「Zaochan:ざおうちゃん」という森林管理のためのソフトウェアを開発中。開発には、修士課程の学生が関わっていますが、実はその方は農学部の学生ではなく、環境学に興味があるソフトウェア開発などの工学指向の学生とのこと。ロペス先生のお話では、このようにデータサイエンスを得意とする人材が加わらなければ、今回のような研究はできなかっただろうとも。データサイエンスは研究の要。このようなソフトウェア開発が進めば、様々な場所の森林管理が、よりスマートにできるようになることが期待されます。 当日会場には13名、オンラインでは12名の方にご参加いただきました。会場参加の学部1年生からもたくさんの質問が飛び出し、オンラインからの質問も合わせて活発な会となりました。
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2023/04/21
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- イベント
- データサイエンスcafé
- 各種勉強会
5/8-9開催DSCaféのご案内
【学内向け・特別企画】ChatGPTについて学ぼう! PDFをみる 【第1弾】 開催日時 2023年5月8日(月)16時30分~17時30分(受付:16時15分)講演タイトルChatGPTを支えるAI技術(東北大学データ駆動科学・AI教育研究センター主催/生成系AIセミナー サテライト聴講企画)講師鈴木 潤 氏(東北大学 データ駆動科学・AI教育研究センター / 大学院情報科学研究科 教授)会場先端科学実験棟4階 S401教室(ふすまホール)定員会場:150名(先着順)参加費無料対象山形大学関係者(学生および教職員)限定申込方法5月8日(月)正午までに申込フォームからお申し込みください注意事項・東北大学からのZoom配信映像を山形大学の会場で聴講いただくものになります。(主催元のZoomIDに限りがあるため、山形大学関係者はこちらの会場での聴講をお願いします)お問合せ山形大学データサイエンス教育研究推進センターE-mail:yu-derp-info[at]jm.kj.yamagata-u.ac.jp※[at]を@に変えて送信下さい 【第2弾】 開催日時 2023年5月9日(火)13時00分~16時10分(受付:12時45分)講演タイトルGPTに関する動向とその応用について(理学部 集中講義「データサイエンス特講A」 特別聴講企画!)講師本橋 洋介 氏(NEC AI・アナリティクス統括部 兼 データサイエンス研究所 上席データサイエンティスト)会場理学部3号館2階A201教室/オンライン(Zoom)定員会場:40名(先着順)/オンライン:最大300名参加費無料対象山形大学関係者(学生および教職員)限定申込方法5月8日(月)までに申込フォームからお申し込みください注意事項・会場の申込者は定員に達し次第、締め切ります。オンライン参加者は各自のPCよりZoomにてご視聴ください。・後半の演習は、会場参加者のみ参加可お問合せ山形大学データサイエンス教育研究推進センターE-mail:yu-derp-info[at]jm.kj.yamagata-u.ac.jp※[at]を@に変えて送信下さい
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2023/04/21
- インタビュー
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過去の音楽の文脈から繋がりを意識し、新しい“音”を生み出す
AI音楽生成システムを用いたプロジェクトには、既存の作曲家が作った音楽を学習生成するものが多くあります。2023年2月に行われた「データサイエンスカフェ」では、「人工知能と作るこれからの音楽」をテーマに、名古屋芸術大学 非常勤講師の大久保雅基先生にお話しいただきました。イベント終了後、大久保先生に音楽の世界に飛び込んだきっかけやこれからの音楽に関しての考えなどを伺いました。 聞き手・奥野貴士 山形大学データサイエンス教育研究推進センター長/具志堅裕介 同センター担当教員(地域教育文化学部 主担当) (2023年2月15日実施) 変わった“音”との出会い,音楽をプログラムする 名古屋芸術大学 非常勤講師大久保雅基先生 ダンスミュージックと民族音楽が好きで、中学生の頃から作曲をはじめました。当時つくっていたのは主にトランスミュージック。ライブに出たり、CDをつくって文化祭で配ったりしていました。作曲をしていく中で、シンセサイザーなどを使って、いろいろな変わった音色を作りたいという興味を持ち始めたのですが、もっとマニアックに音楽制作をしたいと思っていたときに、大学の先生に教えてもらったのが、Max/MSPという音楽のプログラミング言語でした。それを使えば、変わった音が作れるということを知り、電子音響音楽というジャンルと出会いました。それが、アカデミックの世界に踏み込んだきっかけですね。とは言え、当時は自分が作っている音楽が「アカデミック」というイメージは全くなくて、ただただとにかく作曲を続けていました。 人と違う音楽,「新しい」とは何か どの芸術分野でも、何をもって新しいとするかは難しいところです。私は、既存のモノがあって、そこから少し違うことをしているのが「新しい」と評価されると思っています。そこを飛び越えすぎると、新しいではなくて「変なモノ」。「ちょっとここを拡張している」から「この作品は新鮮」、という感覚があります。ですので、過去の音楽の文脈から繋がりを意識して、その上で新しいことを取り入れるように気にしています。 現代音楽も、現代美術も素養がない人が触れたら全然理解できないという作品はたくさんあるはずです。しかし、それらはいろんな文脈に繋がった結果生まれた作品だと理解できる人からしたら、「変なモノ」ではなくて「新鮮な面白いモノ」になるのです。初見では「なんだコレ!?」という作品もありますが、薄っぺらい表現の場合は「なんだコレ!?」で終わる一方で、すごくいい作品というのは、「なんだコレ!?」がコンセプトから組み立てられ理論武装されていて、結果として普通のものとは違う表現をしていたりします。 人工知能と音楽,共に作り出す“音”の可能性 人間には知覚できない、人工知能だけが知覚できる音楽表現っていうのは、可能性として考えられるとは思いますが、人間の限界は決まっています。例えば人間が聞こえる周波数というのは20ヘルツから20キロヘルツです。機械はそれ以上を扱えるかもしれませんが、扱えたとしても人間は楽しめません。結局は人間が楽しめる範囲、扱える範囲でしか新しいものは生まれないと思います。また、「AIの発達により、人間の演奏の仕事が奪われるのではないか?」という懸念を持つ人もいますが、私は「人間というのは、人間の限界を見て楽しんでいる」と思っています。例えば、長年の練習の成果による素晴らしい演奏技法などを見て、「私にはできないけど、人間はこんなところまでできるんだ」というのを楽しんでいるのではないでしょうか。 現在、作曲家を目指して学んでいる人は、自分が取り組んでいることの最新の動向を見続けて、取り入れながら自分の音楽を作っていくことがよいでしょう。AIが今後、音楽業界に入ってくるのが当たり前になるかもしれません。でも、AIが脅威になり仕事を奪われるのではなく、AIを使うことが当たり前になるのではないかと思います。そのときには、すでに作曲家として活動している人のところに相談や仕事が来るのではないでしょうか。そのときには、当然AIも扱えていた方が良いですよね。
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