【DSCafé12/7実施】人類は蛋白質の形を知りたい

12月7日(水)のデータサイエンスcaféは、山形大学理学部の河合先生にご講演いただきました。前半は、蛋白質の構造解析手法について、今日までどのような研究が進められてきたかの概要を図や動画を用いて説明いただきました。そして、近年、AI技術による圧倒的な予測性能を見せる構造予測プログラム「AlphaFold2」がGoogle傘下のAI企業DeepMind社から公開されたことで、これまで時間も費用も掛かっていた立体構造予測の精度が劇的に変化したことを紹介いただきました。創薬の研究をはじめ、さまざまな研究への活用が期待されています。後半は、仕事と家庭を両立されている女性研究者の立場から、ワークライフバランスに対する考え方や、ジェンダーをめぐる昨今の状況について、統計データを用いて話題提供いただきました。データをみると、日本人特有の男女意識の差や価値観の課題が浮き彫りになりました。なお、当日、オンラインでは15名の方にご参加いただきました。コロナウイルス感染拡大を受け、急きょ会場参加を中止しての開催となりましたこと、お詫び申し上げます。

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