山形大学理学部脇研究室の公開ゼミでした

8/21(火)は、山形大学理学部脇研究室の公開ゼミでした。プレゼンターは、山形大学理学部脇研究室の鈴木君と中野君です。 ・江戸時代の和算書に含まれる漢字の認識 鈴木君は、江戸時代の和算書に含まれる漢字の認識に取り組んでいます。Pythonを使ってPDF形式を1ページ毎に分解して、目的の漢字「今」を含む画像と含まない画像に手動で分類するプログラムを紹介してくれました。その後の取組は、縦書きで記載されている各ページの傾きを補正した上で、所定の大きさで漢字1文字を矩形で切り取って、認識することになります。 機械学習では、「転移学習」の手法を使いたいと考えています。 ・ 「ベニちゃんバス」の運行解析 中野君は、山形市内を走る「ベニちゃんバス」の運行解析を行っています。今年の3月に4台のベニちゃんバスに加速度センセー端末を設置し、収集したデータをスマートフォンで転送して、1ヶ月分のベニちゃんバスの運行状況をトレースしました。現在は得られたデータを結合させ、1秒ごとのデータに整えた上で、バス運行の遅延をどのような手法で評価するかを検討しています。気象の影響を見るために気象庁の降雨データとのマッチングを行いましたが、今年の3月は天候に恵まれほとんどの日が晴天だったため、評価できるほどのデータを得ることが出来ませんでした。この運行解析については、11月の上旬に解析結果を山形市で発表する予定です。

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